節電 省エネルギー エコ

Image Replacement

電気代が高くなっている現在、節電すれば家計も助かります。節電のコツを紹介します!

節電は家計を救う!日本を救う!世界を救う!

電気代が高くなっている⇒節電の効果が大きくなる

原子力発電所の停止以降、火力発電の比率が高まり、電気代が上昇しています。家庭でこれまでと同じような電気の使い方をしていれば、毎月支払わなければならない電気代が増えていきます。海外から火力発電に必要な原油・天然ガスなどを輸入しなければならないため、これらの価格、為替レートなどによって電気代が変動しますが、今のところ大きく電気代が下がることは期待できません。

このことは、反面、節電による節約の効果が大きくなることを意味します。電気代が安いと、節電に要する労力・費用が高く感じられますが、電気代が高ければそれだけ労力と費用を節電にかける価値が高まります。


節電は日本を救う!世界を救う!

節電をするということは、それだけ発電量を減らせるということであり、それは発電に要するエネルギーの削減につながります。今、日本では原子力発電所がフルに利用できないため、どのようにして必要な電力を供給するかということが真剣に検討されています。クリーンで安全な電気を安く作り出すことが難しいわけです。太陽光発電、風力発電などのクリーンエネルギーの発電量を増やす努力を継続すべきですが、それほど容易ではない上、発電コストが高く、電気代が安くならないという問題があります。それに比べれば節電の努力の方が難易度が低く、かなりの割合の使用電力量を削減できる可能性があります。つまり、節電は日本を救うのです!


世界には日本よりも経済水準が低く、貧しい生活を強いられている人・国がたくさんあります。人口もまだ増えており、食糧も、エネルギーも足りていません。日本は資源に乏しい国ですので、海外から輸入しています。将来、食糧、資源の争奪戦は激しさを増す可能性が高く、日本も必要なエネルギーを減らし、国内での発電量を増やすことができれば、地球にとっても救いになります!

すぐにできる節電のコツ

それでは具体的な節電のコツを紹介します!


カーテンを上手く使う

家の中の熱の出入りの大半は窓からです。窓に遮熱(断熱)性の高いカーテンをつけると、熱の出入りをコントロールし易くなります。暑い時は日光が部屋の中にあまり入らないように遮光した方が、部屋の温度の上昇を抑えられます。車の中が外の気温よりも高くなるのをご存知かと思いますが、日光のエネルギーはそれだけ強いのです。反対に寒い時期はできるだけ日光を取り込むとよいでしょう。


気温によって服装を調節する

当たり前と思われるかもしれませんが、例えば寒い時期に肌着を長袖にしたり、重ね着するだけで、ずいぶん体感温度が変わります。スリッパなども有効です。その結果、エアコンの温度を1℃下げたりしてもそれほどつらくなくなります。暑い時期は反対にできるだけ薄着をすれば、エアコンの温度を一度上げてもしのぎやすくなります。エアコンは家庭では大きな電力を使用する機器ですので、設定温度を1℃抑えるだけで大きな節電効果があります。

LED照明に交換する

まだ照明をLED化していない場合は、LED照明に交換しましょう。白熱電球等の電球に比べると格段に省エネ効果があります。蛍光灯に比べても省エネ効果はありますが、白熱電球ほどではありません。しかし、LED照明は明るさを調整したり、こまめにオン・オフしたりできますので、使い方でも工夫すれば節電効果が大きくなります。

青色発光ダイオード(青色LED)の研究業績で日本人の3名がノーベル物理学賞を受賞することになりました。これは世界全体の照明に要するエネルギーを大きく削減することに貢献できるからです。こんな素晴らしいものが日本から生まれたわけですので、是非活用しましょう。


冷蔵庫・エアコンを低消費電力の機種に交換する

もし冷蔵庫・エアコンを10年以上前に購入した機種を使い続けているようでしたら、新しい低消費電力の機種に買い替えることをおススメします。一時的には大きな出費になるのですが、確実に節電効果はあり、電気代の差額だけでもかなりの節約になるはずです。

冷蔵庫はものを詰め込み過ぎないようにし、扉の開け閉めはすばやくすることでも、節電につながります。エアコンは室外機に直射日光を遮るようなカバーを付けることで節電につながります。


便座の設定温度を低くする

寒い時期は便座の設定温度を高くしがちですが、基本的に暖めるものは多くの電力を使います。比較的新しいものは節電機能が付いていて、従来の機種よりもかなり節電効果があります。必ず節電モードを使いましょう。


不要な電気を使わない

誰も見ていないのにテレビをつけっ放しにしていたり、部屋の照明を消し忘れていたりするのは明らかな無駄です。こまめに消すことで着実に節電できます。


節電への情熱を持続するために

電気料金の明細書を確認する

電気会社から届く、毎月の電気料金の明細書を確認しましょう。料金はその時に電気料金の設定で変わります。一番注目すべきは、前年同時期の使用電力量との比較です。これが減っていれば、節電の努力が実を結んでいることが分かります。


日本の電力事情を調べてみましょう

じつは東日本大震災以前の日本の電力事情に関するデータは検索するとすぐに見つかります。しかし、東日本大震災以降の電力事情については、原子力発電が停止し、火力発電の比率が極めて大きくなったといったデータぐらいしか見つかりません。比率が出ているので、電力量の数値もわかっているはずなのですが・・・。感覚的にもわかることですが、東日本大震災以降、全国的に電力危機に陥り、節電に対する国民の意識は高まりました。電気代の高騰、電機メーカーを中心とした工場閉鎖と生産拠点の海外移転などが進み、日本全体の電力消費は減少していると思われます。実はすでにかなりの節電効果が表れているのではないかと期待しています。

日本の工場・オフィスビルなどでも、大幅な節電が実行されていることが新聞等でも報道されています。人口も毎年数十万レベルで減少していくわけで、今、みんなで節電の努力をすれば、大きく日本の消費電力量を減らせるものと思います。頑張りましょう!



キャッシング インターネット